5月25日の茶話会の報告をします。
以前より、茶話会でミニ講演会をしたらどうか・・という話がありました。
みんなでお話をして終わりということではなく、
なにか、お土産に持ってかえってもらえるもの(気づき)があると
いいかなと思っていました。
もちろん、ひとりひとりの思いを聞かせてもらうことは
とても、大切なことだとは思っています。
これから数回にわたって、茶話会のはじめの1時間ほどを
コモンセンスペアレンティング(CSP)の講義の時間に
したいと思っています。
講師は濃飛分教会の吉福多恵子先生。
吉福先生は里親としての活動を続けてこられ、里親の研修で
コモンセンスペアレンティングに出会ったそうです。
その後、同じ支部内の教会でコモンセンスの講義をするようになり、
若いお母さんの子育て支援にも取り組んでいます。
お母さんたちにも、大好評だそうです。
左端が吉福先生です。

田中代表をはじめ、みんな真剣に講義を聞いていました。

今回の講義の中で
「私たちがなにげなく使っている子どもへの指示は、子どもにとってはわかりやすくない。」
という吉福先生の言葉が印象に残りました。
例えば、
子ども部屋に入ったら、あまりに散らかっている様子に腹を立てて、
「お部屋はちゃんと片付けなさい !」と小言を言うお母さん。
よくある場面ですよね。
でも、「ちゃんと」という言葉、とても便利だけど、
なにが「ちゃんと」なのか、子どもにはちゃんと伝わらない。
片付けられない子どもにはどこに、なにを、どのように片付けるのか、
伝えてあげる必要があるんですよね。
私もいろいろな気づきがありました。
講義の後は、ゆっくりと皆さんとおしゃべりの時間になりました。
6月25日にも茶話会があります。お楽しみに!